「転職をするなら早い方がいい?それとも、今の職場でもっと頑張るべき?」
「転職の理由が、職場への不満だとネガティブに見える?もっと前向きな理由でないとダメ?」

今の仕事に疑問を感じ転職を考え始めた方も、先の見えない道へと進むことにリスクを感じ、その一歩を踏み出すことをためらったり・・・。

また、自分は職場環境に疑問や不満を持っている状態でも、周りの上司や同僚たちが当たり前に仕事に取り組んでいるのを見ると、自分の考えが間違っているのでは、と不安に思ってしまったり・・・。

弊社ではこうした悩める求職者の皆さんの相談に、日々対応させていただいております。

そこで今回は、実際に転職活動を行っている方々が、どのようなきっかけで転職を考え始めたのか。
特にその中でも悩みが多い20代にフォーカスし、様々な意見をご紹介します。
20代でご自身のキャリアに悩んでいる方々は、今自分が感じている疑問や不安と照らし合わせることで、その悩みを明確にするきっかけになれば幸いです。

「キャリアステップに不安」を感じ、転職を検討する人が5割

弊社エージェントサービスをご利用いただいた方を対象に、「転職を検討する理由について」アンケートを行いました。「キャリアステップに不安を感じる」が53.2%と多く、次いで「給与に不満がある」「業務内容にミスマッチを感じる」「会社業績・将来性に不安を感じる」といった理由が多く挙げられました。

「キャリアへの不安」の具体的例

今回は、キャリアに悩みながらも早期の離職へ不安を感じる20代にフォーカス。
中でも一番多かった「キャリアステップに不安を感じる」という回答を、より掘り下げてみると下記のような「本音」が見えてきました。

単調作業でスキルが身に付かない

入社3年で3回の部署異動を経験。
幅広く経験を積めたことはありがたいですが、直近の仕事は単調作業ばかりでスキルの積み上げを実感できませんでした。
来期には出向の内示があり、会社都合で自分のキャリアが左右される状況に疑問があり転職を決意しました。
(20代前半)

仕事もポジションも固定されている

少人数のスタートアップ企業に勤めていましたが、人数が少ない分、仕事内容もポジションも固定されてしまっており、今後のキャリアの拡がりが見えなかったため、転職を考え始めました。
(20代後半)

専門性が身に付かない

ジョブローテーションが基本の職場だったため、あらゆる業務を経験しました。
幅広い経験が積めた一方で、特別な専門性を身に付けられていないことに焦りを感じ30歳を迎えるにあたり、転職を考え始めました。
(20代後半)

もっと高い視座に触れたい

上司が忙しく、仕事に対するフィードバックを受けられない状況でした。
その分、自由にやらせてもらえる環境ではあったのですが、それだと、自分が定めた範囲での成長しかできない。
高い視座を持った方からフィードバックを受けて、もっと自分を高めたい。
そのような環境を求め、転職活動を始めました。
(20代後半)

大きな裁量を持ちたい

大きな規模の仕事がしたいと現職に入社し、人一倍頑張って評価も勝ち取ってきましたが、上のポストが埋まっている中、若手では与えられる仕事の裁量も限られており、仕事に物足りなさを感じていました。
もっと裁量を大きく持ち、スピード感を持って働ける職場があるなら探してみたいと思い転職活動に踏み切りました。
(20代前半)

古い企業体質が合わない

興味のある業界の関連企業に就職しましたが、老舗企業ということもあり、昔ながらの仕事の進め方に戸惑いがありました。
何とか改善をしていきたいと試みましたが、周りにそういった気概がなく、自分ひとりが頑張っているような状況。
成長のスピード感や周囲から受ける刺激などを考えると、やはり今いる環境から外に出た方が成長も早いと感じ、転職を決意しました。
(20代前半)

キャリアへの不安は成長の兆し?

転職を考えている方々の具体的な悩みをご紹介しました。

ここでご紹介した方々の声は、将来を見据えたときの現状の自分に不安を感じる声のように見えますが、一方では、現状維持では満足できないという成長意欲の表れと捉えることもできます。

まずは不安の正体を探るために、今の自分の状況と、自分のありたい姿を比較し、その差が何なのかを考えてみると、今の自分に必要なものが見えてくるのではないでしょうか。

今の自分を整理したり、将来について考えるために、色々な相談相手があると思いますが、エージェントを活用してみるのも手段の一つです。
様々な企業の声を知っているエージェントであれば、自身の経験をどんなキャリアに繋げられるか、自分の理想を叶えるためにどんな経験を積み、知識を付けるべきか、将来を考える上でのヒントを得られるかもしれません。

そして、もしあなたがキャリアへの不安を感じているのであれば、不安で終わらせず、この機会を自分の成長の兆しと捉える。
転職する・しないだけでなく、まず今できることを広い視野で考えてみてはいかがでしょうか?